M&Aのご相談 好評受付中!

「事業承継総合センター(リクルート)」の評判・口コミって実際どうなの?

お悩み社長

リクルートからM&Aの営業を受けたんだけど、リクルートってM&Aの会社だったっけ?

 

M&Aいろは塾では、売手オーナーが初めてM&Aの仲介会社を選ぶ時にここは気を付けた方がいい」「この会社はこういうことをしている会社ということを分かりやすく説明しています。

 

本日はM&Aの仲介を行う「事業承継総合センター」について解説していきます。

 

こちらは、法人名というよりサイト名で、運営者は皆さんご存じのリクルートです。

「センター」と名前が付くので、「日本M&Aセンター」や「事業承継・引継ぎ支援センター」と関係あるのかなと思うかもですが、どうやら別のようです。

 

一時期、人材系の会社がこぞってM&A業界に算入する動きがありましたが、それぞれ行っている事業内容が少し違います。違いを簡単にまとめると次のような動きです。

 

ビズリーチ(ビズリーチサクシード)  ⇒ 買手を探索するM&Aプラットフォーム
エン・ジャパン(MAfolova)      ⇒ 買手を探索するM&Aプラットフォーム
リクルート(事業承継総合センター)  ⇒ 仲介会社向けの集客代行
※エン・ジャパンは2020年にMAfolovaをM&A仲介会社に売却し、事実上の撤退済

 

ビズリーチサクシードとMAfolovaは買手を集客するのに対して、事業承継総合センターは売手を集客するという違いがあります。

 

人材採用の仲介ができるからM&Aの仲介もできる、というようなものではないですが、紹介料で成り立つビジネスという部分では似ていますし、人材を求めている会社は事業拡大意欲がありM&Aニーズがあるという関係性から、人材系の会社はM&Aの買収ニーズを集めやすいという事情があるものと思います。

 

つまり、ネットワークや長年の集客ノウハウがM&A業界ではビジネスになる、ということで参入してきているのかもしれません。

 

そんな側面を考えつつ、「事業承継総合センター」の事業理解をしていただけるとよいかと思います。

 

それではみていきましょう!

 

 

事業承継総合センターの手数料について

 

事業承継総合センターの料金体系は以下のような設定のようです。

着手金   0円
中間報酬  ???円(連携する仲介会社によって異なる)
最終報酬  譲渡価格をレーマン方式によって計算した額
最低報酬  500万円以上(連携する仲介会社によって異なる)

 

おそらくこのM&Aいろは塾に来られる方は、「???って何?一体この会社は安いの?高いの?信頼できるの?」という本質に迫りたい方かと思うので、そういった方向けにお伝えすると、「事業承継総合センター」の場合は、「M&A仲介会社」ではなく「M&A紹介会社(サイト)」なので、ここだけみても安いのか高いのかわかりません、というのが答えになります。

 

ただ、事業承継総合センターの料金説明の箇所で「連携M&A仲介会社にお支払い頂く成果報酬の最低保証料金は500万円になります。」と記載があるので、安くても500万円、場合によってはそれ以上、というニュアンスが読み取れます。

 

こちらはいろは塾で紹介している仲介会社別の手数料表になりますが、最低500万円以上ということは概ね積極的に宣伝広告をしている仲介会社くらいの層になります。

「M&A仲介会社の手数料一覧表」決定版!!

 

ということは、事業承継総合センターから紹介される仲介会社は、だいたいその辺の仲介会社や同じくらいの手数料水準の仲介会社が多いのかな、と思います。

 

事業承継総合センター(リクルート)としては、売手オーナーを集客して、仲介会社に案件を成約してもらうことで紹介料が入ってくる仕組みなのですが、この紹介料が固定金額なのかパーセンテージなのかは結構注意してみる必要があります。

 

もし紹介料がパーセンテージで設定されているようなら、最低報酬金額が高い仲介会社を紹介したくなるバイアスがかかります。仮に紹介料率が20%なら、最低報酬額が500万円の仲介会社を紹介した場合の紹介者の報酬は100万円ですが、最低報酬額が2,000万円の仲介会社を紹介した場合は、400万円となりまるので、紹介者的には「是非最低報酬額が2,000万円の仲介会社を使って下さい」という話になりがちなのです。

 

この辺は、金融機関からM&A仲介会社を紹介されるのと同じ仕組みと言えます。

 

 

事業承継総合センターの評判について

 

事業承継総合センターの評判についてネット上ではあまりないです。

 

事業承継総合センターが仲介会社向けの売手オーナーの集客代行をしているという関係上、売手オーナー向けの営業(他社で見られるようなDMや電話)も多いかと思いましたが、そういった投稿はあまり見られませんでした。

 

場合によっては、「リクルート」という名前を全面に出して営業していたり、リスティングをメインに集客していたり、グループ内の他事業と連携して集客していたりするのかもしれないですね。

 

「M&A●●株式会社です」とか「●●パートナーズです」という名前で営業するより、「リクルート」と名乗った方が圧倒的に「あー、あの会社ね」とネームバリューを発揮できるので、話がスムーズかもしれないですし。

 

もし、「事業承継総合センター」なり「リクルート」なりからM&Aの営業を受けたら、「M&A仲介会社」というよりも「M&A紹介会社」というイメージで接した方が現状ではミスマッチは少ないように思います。

 

リクルート自体は、情報プラットフォームの仕組化をするプロ集団ではあるので、ゆくゆくは違う展開も模索しているかもしれませんが、現状では「着手金無し」「譲渡額レーマン料率」という程度の拘束しか仲介会社に課していない(課せない)ように見えます。この辺を見るとリクルートとはいえM&Aの業界ではまだ絶対的な地位にいないことが分かります。

 

例えば、このM&Aいろは塾は、連携しているパートナーコンサルタントに「最終段階で固定300万円」をコミットして頂いていますが、これができるのは、いろは塾が「実力・実績はあるけど集客が難しい個人or小規模仲介会社」をパートナーとしてフォーカスしているからかもしれません(中堅以上の仲介会社は「最終段階で固定300万円なんかでやりたくない」と言うと思います)

 

この辺はどちらが正解という訳ではないですが、

「価格設定を縛り過ぎると実際動いてもらう仲介会社に嫌われる」、けど、「あんまり自由に価格設定を仲介会社基準にさせてしまうとお客さんが分かりづらい」

という状況の中で、どっちに寄りそって、どういうことをしていくか、の違いかなと思います。
(M&Aいろは塾の場合は統制が効く分、中堅以上の仲介会社の人的リソースは使わないので、パートナー集めが大変、という一面もあります)

 

ちなみに筆者はM&Aのお仕事をしている中で、リクルート社と他仲介会社が「共同仲介(FA)」で対応している案件に接したことがあります。

 

つまり、当事者の関係性としてこんな感じになります。

 

<共同仲介>
売手⇔リクルート・他M&AコンサルA社(共同仲介)⇔買手<共同FA>
売手⇔リクルート・他M&AコンサルA社(共同売手FA)⇔他M&AコンサルB社(買手FA)⇔買手

 

一つのM&Aに多くの人が携わる事で、仲介会社が暴走するのを防ぐことにはつながりますが、間に立つ人が複雑に増えると少々混乱が生じることもあるのではと思います。

 

当事者が増えれば増える程、円滑にコミュニケーションできるのか、情報漏洩は大丈夫か、など気にする内容も増えますので、そういった点を気にするようにしましょう。

 

 

筆者の見解

 

事業承継総合センターについては、「M&A紹介会社(サイト)」という位置づけなので、実際にM&A仲介会社を紹介されてみないと手数料自体も分からないので、検討する場合には、「紹介する仲介会社はどこなのか」をまず確認しましょう。

 

紹介される仲介会社は事業承継総合センターを介さなくても普通に契約できるはずですが、事業承継総合センターを介しても手数料が高くなることは無いとホームページに記載があるので、仲介会社が暴走しないように事業承継総合センターも入れて監視させる、という使い方もできそうな気がします。

 

ただ、こういった売手を紹介します、という会社の場合は、金融機関同様、最低報酬額が高い仲介会社を紹介されるケースが多いので、その点は気にしてみるようにしてみてください。

 

下の図はM&Aいろは塾との比較になります。事業承継総合センターの場合は、最低報酬金額が紹介される仲介会社によるということなので、”以上”と記載しております。さすがに最低報酬額で3,000万円も4,000万円も取るような仲介会社は無いかと思いますが、上限が決まっていないので注意しておいた方が無難です。

 

ご参考いただければ幸いです。

 

最後まで読んでいただき有難うございました!

 

M&Aに関する素朴な疑問や、M&Aを進める上で不安なことがありましたら下のボックスからM&Aいろは塾に非公開で質問もできますので是非ご活用下さい。

 

お問合せ

    お名前任意
    メールアドレス必須
    お問合せ内容必須
    スパムメール防止のため、こちらにチェックを入れてから送信してください。