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「M&Aクラウド」の評判・口コミって実際どうなの?

お悩み社長

M&Aクラウドという会社から、会社宛てに電話がかかってきたんだけどどういう会社なの??
 

 

M&Aいろは塾では各M&A仲介会社やM&Aプラットフォームについての評判・口コミについて掲載しています。

 

最近、Google検索のサジェストで、「m&aクラウド 営業電話」、「m&aクラウド 迷惑電話」などが出ていたので少し気になったので調べてみました。

 

なお、この評判・口コミ記事は、特定の会社を批判するものではなく、客観的にM&A業界の人間からみてどういう会社やサービスなのかを分析し、分かりやすく説明するものです。筆者の個人的な意見も含みますので、その前提でご参考いただければ幸いです。

 

 

M&Aクラウドってどんな会社?

 

株式会社M&Aクラウドは2015年12月にできた会社で、M&A業者としては比較的新しい会社です。

 

M&A仲介会社というよりは、M&Aプラットフォーマーという位置付けです。

※「M&A仲介」と「M&Aプラットフォーマー」の違いは下の記事をご参考下さい。

「M&A仲介会社」と「M&Aマッチングサイト」の使い分け(わかりやすく解説)

 

代表者は元々アプリ開発事業を行っていた人物で、自身が会社を譲渡したことをきっかけに創業したようです。この辺は2018年に創業したM&A総合研究所と近い感じですね。

 

M&A業界は新規参入が激しい業界ですが、2010年代後半からは、元々がM&Aアドバイザリーを本業としていなかった方が、新しい手法で参入するという傾向がみられます。

 

実際にM&Aを行った売手オーナーで、「あれ?仲介くらいだったら自分でもできるんじゃない??」と言っている方も実は多いのですが、M&Aをした後次のキャリアとして何をしようと思った時に、「実際に経験あるし、M&Aアドバイザーをやってみよう」と思う機会は多いのかもしれません。

 

M&Aプラットフォーマーとしては後発の部類であるという印象ですが、最近ではIT寄りの案件が多いという点で色を出している感じです。

 

M&Aプラットフォーマーの歴史としては大まかにこんな感じです。

2011/7  「TRANBI(トランビ)」のサービス開始
2016/4   日本M&Aセンターが「&Biz(現バトンズ)」のサービス開始
2017/11   ビズリーチが「ビズリーチ・サクシード」のサービス開始
2018/5   エン・ジャパンが「MAfolova」のサービス開始
2018/11  「スピードM&A」がサービス開始

 

トランビが最初に大々的にやり出し、「ネットでM&Aを探す」ということが容認される風潮になってくるのと併せてポコポコ出来てきた印象です。

 

M&Aクラウドは2017年のリリース文章では「M&A業者導入31社」とアピールされており、M&A業者に使われるプラットフォームを目指していたようですが、現在ではホームページを見る限り、M&A仲介業者を介さずにM&Aをするプラットフォームになっているようです。

 

ほとんどのM&Aプラットフォームは、売案件がいっぱい載っているように見えて、蓋を開けてみると「M&A仲介業者が買手探しの為に載せている」という案件ばかりです。

 

なぜかって?

 

それは、「M&Aプラットフォーム作りました!」と言っても、そんなに売案件が勝手に増えることは無いからです。

 

そして、売案件が増えなければ買手企業も見る価値の無いプラットフォームになり、オワコンに・・という末路です。女性の登録者の少ない結婚相談所みたいな感じですね(笑)

 

なので、今まで売手なり買手なりの登録者数が1,000を超えるようなプラットフォームは、大抵M&A仲介会社からの案件を掲載しつつ集客し、独自性を出していっています。

 

トランビは割と売手オーナーが直接掲載しているケースもありますが、仲介会社もバンバン載せてますし、ビズリーチサクシードやMAfolovaはむしろ買手を探す仲介会社向けに構築していった経緯もあります。バトンズは運営母体が大手仲介会社の日本M&Aセンターなので売案件の流入には困らない、といったところです。

 

M&Aクラウドは、こうした状況の中、仲介業者に依存しない体制づくりをしていった感じですね。

 

また、面白いのはIT関連企業に特化している点です。

 

筆者はM&Aの現場で「IT関連の案件は買手が多く、異常に高額で売買されている」と感じています。

 

IT・ソフトウェア関連の買手企業はホントにたくさんいるので、M&A仲介会社がこぞって異常な株価算定をして、売手オーナーに対してM&Aに興味を持ってもらい、買手企業にビットで競わせ高い価格で売りさばくということが横行しています。

 

こういう仲介会社は、99社の買手から「高い!」と言われようが、1社から希望価格が出れば良いという発想なので、そもそも仲介としてどうかとは思いますが、正直に動いているしっかりした仲介会社としてはビジネスにならないので、変な仲介会社ばかりが市場に残りやすい環境といえます。

 

この結果、多くのIT買手企業が「出回る案件は売手目線が高い案件ばっかり!」と感じざるを得ない状態になります。

 

それでも買手企業が買収で規模を拡大するためには、変な仲介会社の紹介も受けざるを得ない、という状態なので、この「仲介会社をすっ飛ばして直接交渉ができる」というのは、M&Aクラウドを使う最大のメリットとも言えます(買手にとって)。

 

もちろん、プラットフォームに買手がいっぱい集まれば競争が生まれて買収価格が上がる可能性はありますが、「変な仲介会社が高値で焚きつけてくる」のを回避でき、また、「高額な仲介手数料を払わないで良い」というのは買手にとってメリットがある訳です。

 

「なんでもいいから高値出してくれ!」という売手にとっては、このプラットフォームがメリットあるのかは一概には言えないですが、買手にとっては魅力的に映るだろうなと筆者は思います。

 

 

M&Aクラウドの料金は?

 

プラットフォームの利用だけであれば、売手は完全無料。

買手はサイト内の広告掲載料とレーマン方式の成功報酬が徴収される仕組みのようです。

具体的には、以下の通りです。

 

①広告料

「人気の売却案件」に対してアプローチする場合は、1か月あたり50,000円の利用料が発生

 

②成功報酬

以下の対価に対して、料率を掛けて計算

2,000万円以下の部分      10%
2,000万円越え5億円以下の部分  5%
5億越え10億円以下の部分     4%
10億越え50億円以下の部分      3%
50億越え100億円以下の部分    2%
100億円越えの部分        1%

例)4,000万円で譲渡する案件だった時には、2,000万円×10%+2,000万円×5%=300万円

※M&Aクラウド 2020/11/26以降適用のクローズドプラン利用規約参照

 

基本的には他の仲介会社で使っているレーマン料率なので業界標準と言えますが、最低報酬額を設定せず、2,000万円以下の部分を10%で設定しているのが特徴です。

 

他のプラットフォームの料金体系はこちらの記事も参考にしていただければと思いますが、仲介会社を使わない前提であれば、トランビなどよりも割高です。

M&Aマッチングサイト比較まとめ

 

とはいえ、トランビは業種がばらけていたりするので、絶妙なラインで設定している感じはあります。

 

 

M&Aクラウドの評判・口コミは?

 

M&Aクラウドから電話がかかってきたとみられる人の意見としては以下のようなものが確認できました。

 

「M&Aの●●という女性の方
総務部長お願いしますと言われたので
内容をお伺いいたしますと言ったらM&Aの件でお電話しましたとのこと
どう考えても怪しい電話だったので不在と伝えて電話を切った」
M&Aクラウド
M&Aマッチングサイト(?)の運営をしている「企業の合併や買収のご予定はありませんか?」とのことでしたが、
予定はないので断りました。特にしつこさなどはありませんでした。
電話の向こうがざわざわしていたので、コールセンターか何かなの
かなぁ・・・という印象です。
参考 電話番号検索口コミ(外部サイト)jpnumber 参考 電話番号検索口コミ(外部サイト)電話帳ナビ

 

電話でアプローチしている内容からすると、「買手企業に対してM&Aクラウドというサービスを使ってほしい」という営業の要素が感じ取れます。

 

というのも、M&Aの営業電話で、M&Aの担当者や総務部長宛てに取り次いでもらおうとするのは、買手探しの電話です(売手向けの電話であれば基本的に社長に取り次いでもらおうとします)。

 

筆者の方では、売手向けへのアプローチに関する評判も探してみましたが、あまり見当たりませんでした。売手に対しては従来のM&A仲介会社で行っているようなDMや電話はそれほどしていないようにみえますが、アフィリエイト広告やリスティング広告などで集客できているのかもしれません。

 

記事を書いている時点で、公募中の案件が278件あるようにみえますが、割と売上高が0~100万円程度の極小規模の案件が多いように見え、年商1億円以下の案件がほとんどです。

 

トランビなどでも言えるのですが、売手をこういった形で広く集客すると、案件数のバランスとしてはこのくらいの規模感の案件が多くなることが多いです。

 

中にはサイト売買の類であったり、従業員の異動が伴わないノウハウだけの販売であったり。

 

そもそも年商1億円以上のIT関連企業は、上で説明したような変な仲介会社が異常なまでに営業を掛けているレイヤーなので、売手的に営業はお腹いっぱい、となっていたりもします。

 

筆者が見た感じ、M&Aクラウドについては、仲介会社を排除しているプラットフォームなのでそもそも小型の案件が多いのか、技術者が10名以上などの一定以上の規模感の売案件は即成約していくため、閲覧できる案件はなかなか相手探しに困るような案件が多く見えるのかどちらかのように思います。

 

 

筆者の見解

 

まず、売手オーナーについては、もし譲渡しようとしているのがIT関連の会社・事業であれば「自力でM&Aをする際に使用するマッチングサイトの一つ」くらいで捉えたら良いと思います。

 

仲介会社が煩わしいと思う方にとっては、利用価値のあるサイトと思います。

 

筆者の個人的な意見としては、売手がM&Aを仲介無しでやると、著しく安く売却してしまったり、譲渡後に過剰なリスクを負ったりというリスクがあるのであまりお勧めしておりません。どうしても買手企業の方が習熟している為、交渉負けする可能性があるからです。

 

M&Aクラウドでは、通常の仲介機能もあるようなので、そうした依頼もできそうですが、その場合には手数料はきちんと確認が必要です。確認の上、一般的な仲介会社と手数料も並べフェアに比較するのが良いです。

 

ちなみにM&Aいろは塾では一律固定で300万円で対応しておりますが、直近動いているソフトウェア開発会社の案件(年商1億円規模)でも、30社以上のご紹介をし、5社とトップ面談、3社から意向表明書を提示いただく、などの実績もございます。この機会に是非ご検討下さい。

M&Aいろは塾とは

 

 

次に買手企業です。

 

筆者としては、買手企業については、変な仲介会社を飛ばして直接交渉できる、という点では使いやすいと思いますので、今まで仲介手数料が高いと感じておられる会社の場合は利用価値があるのではと思います。

 

一方で、案件の内容については見定める必要があると思います。

 

登録している買手企業の中で、筆者が知っている買手企業も数多くあるのですが、基本的には技術者を確保することが目的でM&Aを検討している企業も少なくないので、技術者が10人以上の一定の規模感がある会社であれば即成約していく、というような構造になっているのではと想像できます。

 

ということは、このプラットフォームを見ていて、普段は「あまり目ぼしい案件ないなー」という状態で、いざ「この案件マッチするかも!」と思うような案件が出たとしても、その矢先に、他の多数の買手とオファー合戦になる、みたいな感じです。

 

手数料のところで出てきた「人気の売却案件」というのは、まさにこういう類の案件のように思います。

 

もし登録を検討されている方は、M&Aクラウドの担当の方に、自社の欲しいと思える会社がどのくらいの頻度で登録されて、どのくらいで成立していくのかを確認されるとよいでしょう。

 

 

個人的には、M&AクラウドがIT業界ばかりを狙う変な仲介会社を駆逐する展開になってくれると、M&A業界も健全になって良いのではないのかなぁと感じている次第です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

M&Aを検討される参考になれば嬉しいです。

ご不明点やいろは塾へのご相談については下のフォームよりお問合せ下さい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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