無料相談 好評受付中!

M&Aプラットフォーム「サクシード」ってM&A仲介会社?

お悩み社長

(旧)ビズリーチサクシードは成功報酬取るらしいんだけど、仲介会社なの?

 

以前こちらの記事で「(旧)ビズリーチサクシード」こと「M&Aサクシード」の内容を取り上げました。

「ビズリーチサクシード」の評判・手数料・使い方って実際どうなの?

 

上記記事を作成した時点ではM&Aマッチングサイトとしての扱いでご紹介したのですが、最近ではM&A仲介会社かなと思われる部分も見られるので少し取り上げてみようと思います。

 

売手にとっては、M&Aを全部お任せというのが仲介、買手を探すだけというのがマッチングサイト、なので、きちんと区別した上で利用価値があるかどうかを考えてみるのが良いと思います。

 

それではいきましょう!

 

M&Aサクシードの売手有料化

 

M&Aサクシードは以下の通り、2022/6頃、以下のような売手側手数料有料化しました。

(筆者も知らない間の変更だったので”頃”という表現です笑)

 

■変更前

■変更後

※引用:M&Aサクシード「サービス紹介」

 

・・・はい。成功報酬が有料になっています。

 

M&A業界は仲介会社も含めて本当にコロコロと手数料が変わるのですが、無料から譲渡対価の5%というのは売手からしてみるとかなりの改悪のようにみえます。

 

一方で、「専門のコンシェルジュが伴走する」というアピールもされています。

 

コンシェルジュというのが仲介やFAを意味するのかは分かりませんが、従来の「無料で色々な買手を探せますが、基本的に自分でやってください」というサービスから、「手厚いフォローをするので成功報酬下さい」というサービスに移行しているように見えなくもないです。

 

株式会社M&Aサクシードは、M&A支援機関でもあるので登録機関データベースでも検索可能ですが、本記事掲載時点で、M&A支援業務従事者の従業員数が2名ということでした。

 

実際の実務担当がおり、一般的なM&A仲介会社で行うような仲介を行っている可能性があります。

 

こんな感じなので、以下の内容には売手として注意が必要だと思います。

・譲渡対価の5%ということだけど、最低報酬額の設定はある?

・コンシェルジュとは具体的に何をするのか?仲介やFAとは違うのか?

・買手を探す時にはM&Aサクシードに登録している買手しかアプローチできない? など

 

M&A仲介会社ではレーマン料率という業界標準の料率を採用されることがほとんどで、成功報酬を譲渡対価の5%としている会社も多いです。

 

それゆえ、上記M&Aサクシードの変更後の手数料設定であれば、ほぼ仲介会社並みの手数料を支払う可能性もあることから、サービスが仲介会社と比べて劣っていないかは注意してみた方がいいと思います。

 

例えば、企業概要書は作ってくれるのか、買手候補先のリストアップ・打診はしてくれるのか、基本合意書や最終契約書のドラフトの提供はあるのか、両者面談や買収監査での立会はしてくれるのか、などです。普通の仲介であれば全部します。

 

また、M&Aサクシードのコンシェルジュはどういう形で買手が探せるのか(探索方法に何らかの制限がかかったり、特定の買手をゴリ押しされないか)という部分を売手としては気にした方がよいかもしれません。当然、M&Aサクシードとしたら買手もM&Aサクシードの中から探してもらって成約してもらった方が買手側からの成功報酬も入るので、仲介のような動きをする場合でも推しの買手には偏りが出るかもしれない、という懸念です。

 

ちなみに、買手側は、今まで最大で198,000円という月額費用が発生していたものが無料になり、成約時の手数料は譲渡金額の2%となりました(以前は、プランによって1.5~2.0%)。

 

どのM&Aマッチングサイトよりも月額費用が高額なんじゃないかと言われていたくらいだったので、これが無くなったのは買手からしてみるとだいぶ負担感が和らいだようにも思います。

 

それでもまだ競合サイトの「MAfolova」などと比べると成約時の手数料がちょっと高かったりする(MAfolovaは1.5%)ので、業界で突出して高いから普通くらいになったような印象です。

 

 

M&Aマッチングサイト運営って結構難しい?!

 

M&Aマッチングサイトは、M&A業界が盛んになってから本当に乱立状態になっています。

 

「これからはM&Aだ!」「M&Aには詳しくないけど似たようなプラットフォームを作ったことあるから作ってみた!」

みたいな新規参入も相次いでいます。

 

しかし、それほど簡単でもないらしく、今回のM&Aサクシードの手数料体系の変更など試行錯誤で考えていかないと利益が出しづらいという状況もあるようです。

 

例えばこんな状況です。

 

・2020/11にエン・ジャパンがM&Aマッチングサイト「MAfolova」をピナクル社に売却。この時に公表された情報では、登録企業数は4,700社、案件紹介数は1万3,000社を超えているにも関わらず直近売上高は900万円。

・M&Aマッチングサイト「M&Aクラウド」を運営するM&Aクラウドは、2021/11期で2億6,153万円の赤字(決算公告)

・M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」を運営するM&Aサクシードは、2021/7期で4億1,900万円の赤字(決算公告)

 

あんまりコストのかからない迷惑メールや迷惑DMなどで集客している仲介会社とは異なり、プラットフォームへの投資も必要になるので成果が出にくいという一面もあるのかもしれません。

 

また、それなりの規模のM&Aマッチングサイトでは、リスティングなどの広告宣伝費もかなり大規模に使っている傾向があるので、収益を圧迫しているとも考えられます。

 

以前、筆者が某M&Aマッチングサイトの運営者の方と会話した際には、「売手側と買手側がマッチングしたら黙ってオフラインでやり取りを始めてしまうので成功報酬を取りそびれてしまうことがあるので困っている」ということを仰っていました。

 

M&Aマッチングサイトはあくまで売手と買手の接点を作る、という目的だけで利用されることがほとんどなので、こういう使われ方をされるとつらいところがあると思います(利用規約はきちんと守りましょう)

 

事後調査ややりとりを監視したりということもするようですが、手間もかかりますし、その作業を無くすために、成功報酬ではなくて月額報酬で利用者から料金を徴収する形に料金体系を変更するようなマッチングサイトもあったりします。

 

こんな状況を見ているとM&Aマッチングサイト大手でも日々模索している感がありますね。

 

 

結局、誰に依頼するのが正解?

 

M&Aのアドバイザーなのか、M&Aマッチングサイトなのか、はまず区別しましょう。

 

M&Aについて知見があり、買手が見つかれば自分でM&Aできる、ということであればM&Aマッチングサイトでも事足りるかもしれませんが、そこに対して手数料を払いすぎるのはもったいないと思います。概ねどのM&Aマッチングサイトも売手側は無料のところが多いす。

 

また、M&Aのアドバイザーでも仲介なのか、FAなのかを区別して、手数料(とりわけ最低報酬額)を確実に確認しましょう。

「M&Aマッチングサイトは買手を探すだけなので、弊社がフルサポートするのでお任せ下さい!」

とかいって、最低報酬2,000万円といった高額な報酬額を設定するような仲介会社も多いので、とっても危ないです。

 

M&Aを何を使って進めるか、それにいくらかかるか、を理解してから、担当者を吟味していくというのが間違いない進め方です。

 

売手であればどなたも「M&Aは初めて」という方ばかりと思いますので、後悔しないようにしましょう!

 

M&Aいろは塾では売手側は5%とかではなく、全案件固定で300万円(税別)でお受けしておりますので、安心してお任せいただけると思います。

ご関心がある方は是非一度ご相談下さい(下のお問合せフォームよりお願いいたします)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

お問合せ

    お名前任意
    メールアドレス必須
    お問合せ内容必須
    スパムメール防止のため、こちらにチェックを入れてから送信してください。