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「M&A仲介会社からの迷惑電話!?」資本提携?どういう目的でかけてくるの?

お悩み社長

M&A仲介業者から電話がしょっちゅうかかってくるんだけど・・

 

M&A仲介会社からの直接的アプローチとしてはDMか電話がほとんどです。

例えばこんな感じです

 

 

「はい、〇〇株式会社でございます」

 

 

「〇〇パートナーズの〇〇と申しますが、〇〇社長いらっしゃいますか?」
「社長に親展でお手紙をお送りしておりますので、その件でお電話しました!」

 

 

「営業はお断りしておりますので、失礼いたします」

 

 

最近非常に増えています。

 

実際電話を受けた方々の意見はこんな感じです。とある仲介会社の口コミですが、色々な仲介会社でも全く同じことをしているので一般的な意見としてご理解ください。

匿名さん  2021/07/29 14:50:10
●●●● 社長宛てにゴミ郵便物を送りつけてきてその件でと営業電話
何十回断ってもかけてくる。
昨日断ったのに同じ担当者がまたかけてきたりする
こちらをバカにしてる手法なのか単に雑なのか
会社のレベルなのが伺える。

匿名さん  2019/10/17 10:48:49
前の口コミと全く一緒なので電話営業のマニュアルなのか?
わざと、会社名をハッキリ名乗らない、ゴチヨゴチョと言う、
先週社長とはなし、書類送っているので、確認したいとの事
営業のお電話は、全てお断りする様になっておりますと言ったら、
すんなりと切られましたが・・・、
この怪しい迷惑電話ぽい営業に、幻滅しました。

参考 電話番号検索口コミ(外部サイト)jpnumber

 

 

この記事を読まれている方は、実際にこうした電話をもらった方が多いかと思いますので、こういう電話の目的や対応した場合にどういう展開になるか説明していきたいと思います。

 

筆者は実際にM&A仲介会社でこうした現場を見てきておりますので、かなりリアルな現状をお伝えできるかと思います。

 

なお、「会社を売って欲しい」という営業電話と、「会社を買ってほしい」という営業電話は内容が異なりますので、それぞれについて説明していきます。

 

 

ちなみにこういう「電話を迷惑だ!撃退したい!」と感じている方はこちらの記事の方が簡潔にまとめていますのでこちらをご覧ください。

M&A迷惑電話を断る・減らす具体的な方法【受付担当者さんも必見】

 

 

それではいきましょう!

 

「会社を売って欲しい」場合に掛けてくる電話の内容

 

どんな感じの電話か?

 

M&Aの売手を探している時のM&A仲介会社が電話をかけたときには、大体このような内容でかけてきます。

 

 

「社長宛に郵便物を送ったのでその内容で説明させていただきたい」

「代表者様に(業務資本提携の話で)重要な話がある」

 

 

 

こういう電話をする仲介会社の事情としては、

「DMの反応が思わしくないから追電しよう!外注や新人使ってテレアポ作戦だ!」

という感じで、リストを上から架電しまくっていることが多いです。

 

あまり最初の電話で「資本提携」と言ってしまうと、「そんな大事な話を電話を取った受付に話すのか?」とクレームを受けるリスクもあるので、「何のご用件ですか?」という問いについては「秘密情報なんで」でごまかそうとします。

 

なのでなおさら怪しい迷惑電話だなぁ、と思うわけですね。

 

M&Aは普通従業員に内緒で行うものなので、決定権者である社長や会社オーナーに話をしないと話が進まないため、なんとか決定権者に取り次いでもらおうとしてきます。

 

タチの悪い仲介会社では、こういった電話を受付段階で断ると、

「こんな大事な話を社長に聞きもせずに断るんですか??」

と逆ギレしてくるところもあります。しつこい場合は、「必要があるときはこちらから連絡しますので」と電話を切るようにしましょう。

 

こちらの記事でも記載しましたが、こうしたコンタクトの大半がただの営業目的なので、興味ない会社にとっては「M&A〇〇」、「〇〇パートナーズ」などのM&A仲介会社は社名と用件を聞いただけでお断りモードでもよいかもしれません。リストの上から電話をかけているだけなので、断ったことで何か嫌がらせを受けることは無いと思います。

「貴社と資本提携したい」というDMは大抵ウソ、という事実

 

 

電話を社長に取り次ぐとどんな話になるのか?

 

もし、こういった電話を社長に取り次いでしまったり、社長自身が電話に出てしまったらどうなるでしょうか?

 

だいたいはこんなことを言ってきます。

 

 

「御社と資本提携をしたいと言っている先がいます」
「M&Aのメリットを伝えさせていただきたい」
「御社ならとても好条件で譲渡できます」

 

 

当然、仲介会社と初回で話している段階で買手企業と話を詰めていることなどないので、好条件で売れるかどうかなんてわかりません。

 

ここでのミッションは、「とにかく直接面談の機会を得ること」だけです。

 

少しでも、社長に「今の事業運営に疲れた」、「事業展開に限界を感じている」など会社を譲渡する要素があれば、「それをM&Aで解決しましょう」という展開に持っていきます。

 

会社を売らせることが目的ですからね。

 

もちろんM&Aでこうした問題を解決することはありますが、仲介会社は「今売って欲しい(だって今期の予算を達成したいから)」と思っている訳なので、そのアドバイスにも変なバイアスがかかっていることも多々あります。

 

色々話を聞いたとしても一つの意見として聞くことにして、仲介会社を選ぶ時には手数料やコンサルタントの質などでも広く比較してみるようにしましょう。こうした電話をきっかけに仲介会社と会い、比較することもなく、高額な仲介手数料を支払う旨の記載がある仲介契約を締結してしまう方が非常に多いですので。

 

「こういう電話営業を積極的に行う会社」=「営業に人件費をかけている会社」=「仲介手数料が高い会社」

ですので相手の話に流されないよう気を付けましょう。

 

 

「御社に既にオファーしたいと言っている会社がいる」

 

と言われて、なんとなくその仲介会社を通すことでメリットがありそうな気持ちになってしまうこともあるかもしれません。

 

でも大半はそんな買手企業はおらず、買手を一から探索するか、過去やり取りのある買手企業に「この会社どうですか?」と聞きに行くだけです。そのような動き方は他の仲介会社に話をしても一緒です。

 

万一、バイネームで買いたいと言っている買手がいたとしても、他の買手と比較もせずにその会社と一対一で交渉するのはどうか、と考えてみてください。
買手を比較しないということは、自社の評価をその買手の言い値に委ねるということです)

 

単なるリップサービスとして捉えて、まずは健全な仲介会社を探すことを心がけましょう。

 

 

次は買手に対してかけてくる電話の例です。

 

「会社を買って欲しい」場合に掛けてくる電話の内容

 

どんな感じの電話か?

 

M&Aの買手を探している時のM&A仲介会社が電話をかけたときには、大体このような内容でかけてきます。

 

 

「御社にご紹介したい譲渡企業がある」

「経営企画などのご担当の方はいらしゃいますか?」

 

 

 

こういう電話をする仲介会社としては、

「早くこの案件成約したいから、とにかく興味持ってくれる先を探さないと!」

という感じで電話をかけてきます。

 

買手企業に対しては、必ずしも社長という訳ではなく、「M&Aを検討している部署(経営企画、社長室、財務部、総務部など)」に取り次いで欲しいと言ってくることもあります。

 

目的は、

譲渡企業を紹介して、興味を持ってもらえれば是非検討してほしい

ということですので、会社がM&Aを積極的に検討しているのであれば担当部署に繋いでもよいかと思います。(ただ、例えば食品会社なのに自動車修理会社などの案件を持ってくるとかのトンチンカンな案件紹介だったら相手にすると時間を無駄にするかもしれません)

 

怪しい感じがするのであれば、会社HPのお問合せフォームで用件をお伝え下さい。興味があればこちらから連絡しますで返しておきましょう。

 

なお、色々なケースを聞いていると、以下の2つのケースがあるように思います。

・ネームクリアの許可を売主に取ってから電話をしてくるケース
・単に事前調査で電話をしてくるケース

※ネームクリアとは、売却する会社情報を買手企業に開示することを言います。

 

どの買手企業に自分の会社名を開示していいかを仲介会社は事前に売主に確認を取ります。大半の電話はこのネームクリアの許可をもらっている状態が多いです。

 

売主に打診の許可をもらっている分、「何らかの回答を買手企業から貰わないと売主に説明できない」と考えて何度も電話を掛けてくることも少なくありません。

 

買手からしてみたら、そんなこと勝手にすんな」と思う方もいると思いますが。。

 

一方で、このネームクリアの許可を取らずに、事前調査的に想定している買手企業に電話をしてくることもあります。この場合、いざこの電話をきっかけに買手企業が興味を持ったとしても、いざ売主にネームクリアを確認してみたらNGを食らってしまい、詳細提案が出来なくなってしまった、とクレームになることもあります。

 

 

電話を社長や担当部署に取り次ぐとどんな話になるのか?

 

もし、こういった電話を社長や担当部署に繋いでしまったらどうなるのでしょうか?

 

だいたいはこんなことを言ってきます。

 

 

「御社に是非ご検討いただきたい譲渡企業がいます」
「もし検討頂く場合は、NDAをいただきたい」

 

 

※NDAとは「秘密保持契約」のことです。

 

ここでのミッションは、「譲渡企業に興味を持ってもらい」「NDAをもらうこと」です。

 

大まかな内容や、Teaser(あるいはノンネームシートといいます)を貰うこともあります。

この内容で興味がある場合は、NDAを出してもよいでしょう。

 

このNDAの書式の内容にもよりますが、基本的には秘密保持義務と直接交渉禁止の義務を負うくらいの内容なので、費用は発生しないことが多く、それほど気にしなくても良いと思いますが、開示された譲渡企業が自社と取引がある可能性も0ではないと思うので、きちんと「M&Aに限定した秘密保持書面」であることは確認しておくようにしましょう。

 

買手企業の場合は、その仲介会社経由以外でその譲渡企業にコンタクトできないケースが多いので、手数料が高い仲介会社だからといっても、なかなか対処がしづらいところです。

 

買手企業から見て、譲渡価格も仲介手数料も一緒の扱いかと思いますので、あまりに仲介手数料が高い場合には譲渡価格で調整することも検討しましょう。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

最近ではこうした電話が多いかと思いますので、興味無い場合にはきっぱりと今後電話をしないでほしい旨は伝えておき、度を超えて問題のあるような営業だと感じたらこちらの記事で紹介している行政のクレーム対応窓口に報告してみましょう。

問題のあるM&A仲介会社は苦情窓口へ通報?情報提供窓口の使い方

 

 

なお、M&Aいろは塾は迷惑な営業を一切せずにM&Aの仲介をサポートしている組織です。いろは塾の考え方をまとめた記事もありますので、ご興味がある方はこちらもご参考いただければ幸いです。

M&Aいろは塾を作ったきっかけ

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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