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「M&A総合研究所」の評判・口コミって実際どうなの?

 

お悩み社長

M&Aの検索でよく出てくるM&A総合研究所ってどんな会社なの?

 

本日はM&Aの仲介会社「M&A総合研究所」について解説していきます。

 

この会社は、佐上俊作氏が2018年10月に設立した新しい会社で、最近WebでM&Aの関連記事を検索すると上位に出てくる会社なので目にしたことのある人も多いかもしれません。

佐上氏は元々IT関連の出身の29歳で、自身の会社を売却した経歴がありますが、他の仲介会社で見られるような金融機関や士業出身の経歴ではないので異色の会社ではあります。

 

では項目別にみていきましょう。

 

M&A総合研究所の手数料について

 

M&A総合研究所の手数料は、着手金無し、譲渡価格方式でのレーマンで最終報酬額を計算しているようです。

 

この辺は他社と大差がないのですが、ホームページ上では最低報酬の記載がありません。

 

記載はないですが、最低報酬額が2,500万円と言われたという報告も数多くあります。

 

また、発表されているIR資料では案件単価が5,000万円を超えているので、1件当たりの売手買手合わせた支払手数料の合計額が平均して5,000万円以上ということを意味します。大型案件がたまたま多かった可能性もありますが、M&A仲介会社の中で比較してもかなり高額な報酬と想定されます。

 

この会社に限らずですが、上場している仲介会社であれば、IR資料から案件単価を売上÷成約件数でおおよそ出すことができますので、仲介手数料を判断するよい材料になります。

 

M&A仲介については法律で報酬が決められていたり、具体的な報酬の明示義務はありませんので、違法という訳ではないですが、次のようにホームページ上に手数料が安いと誤認させる表記がされています。

 

※引用:M&A総合研究所ホームページ

 

おそらく、大手A社は日本M&Aセンター、大手B社はM&Aキャピタルパートナーズのようなイメージですかね。

 

個別にみていくと、まず「着手金や中間金が無いから手数料を抑えられる」という表記は誤解を与えます。

 

こちらに計算例を載せていますが、「着手金や中間金が無料でも最低報酬額が高額な仲介会社」は仕上がりの手数料が非常に高くなります。注意しましょう。

【M&A仲介手数料を検証】ホントはいくらかかるのか計算してみた

 

 

一方で、着手金や中間金が無いので、M&Aが成約するまで費用が発生しません、というのはこれはこれでメリットと思います。

 

とはいえ、こうした完全成功報酬の仲介会社は数多くありますので、「着手金や中間金は払いたくない!」という方は、もっと成功報酬額が安い会社を探してみましょう。M&Aいろは塾が提供している仲介サービスでも完全成功報酬で300万円です。

 

また、「譲渡価格をベースとした料金体系は負債があっても手数料が高くなることはありません」という表記は、一部正しくて一部誤っています

 

確かにレーマン方式で計算するのであれば、譲渡価格をベースとした料金体系は負債を含めた総資産をベースにした料金体系よりも安くなることが多いです。

 

このブログでも紹介した日本M&Aセンターなど一部の仲介会社では、総資産に対してレーマン料率をかけて手数料を計算するので、負債も全部ひっくるめて手数料の計算をします。株式の売買価格(譲渡価格)というのは純資産をベースに計算するのが普通なので、負債が大きければ大きいほど、日本M&Aセンターなどの総資産レーマンの会社よりも、この会社のような譲渡価格レーマンの会社の方が安くなります。

(総資産は少なく、簿外の無形資産などが大きく、のれんが大きく評価されるような会社であれば、逆に譲渡価格をベースにするより総資産額をベースにしてもらった方が手数料が安いということも無くはないですが)

 

筆者の感覚的には、総資産をベースにした料金体系の方が手数料が高くなるケースの方が圧倒的に多いので、あまり総資産をベースにしている仲介会社はおすすめできません。

 

では、M&A総合研究所は譲渡価格をベースとした料金体系だから選ぶべきなのか、というとそういう話でもないです。

 

なぜなら、多くの中小企業においては、譲渡価格をベースとしようが総資産をベースとしようが、高額な最低報酬額が設定されてしまうと結局支払う金額は最低報酬額になってしまうからです。その意味では、2,500万円で最低報酬額を設定しているなら5億円以上で売却できるようなケースを除いて最低報酬額が高額なM&A総合研究所を選ぶ金銭的なメリットはないとも言えます。

 

M&A総合研究所のホームページには、株式価額5億円、負債15億円のときの手数料計算例で他社は7,500万円だが弊社は2,500万円という記載もありますが、そもそも5億円以上の金額で売却できる中小企業もそれほど多くありません。

 

計算自体は正しいですが、最低報酬額が2,500万円なら、株式価額1億円で売れても仲介手数料は2,500万円、株式価額5,000万円で売れても仲介手数料は2,500万円となります。極端な話、借金が多くて株価1円だったとしても手数料は2,500万円です。

 

これを踏まえると、レーマン方式での計算が関係するのはかなり規模の大きい会社だけで、普通の中小企業の場合は、M&Aの際に最低報酬額を払っているケースも実際多いので、最低報酬額の安さは一番重要といえます。

 

”最低報酬”ってどんな手数料計算でも関係なく●●万円くれ!って意味合いなので、絶対に確認してから仲介会社の検討に入りましょうね。

 

M&Aいろは塾がまとめた各仲介会社の最低報酬額を基準にした表は比較資料として分かりやすいので、こちらもご参考下さい。

「M&A仲介会社の手数料一覧表」決定版!!

 

こちらの会社に限らず、仲介会社の多くは、自分の会社が見栄えよくお得にみえるようなアピールをすることが多いので、「1社の話だけを聞いて分かったような気にならない」、「安易に信用しない」という姿勢で、実際に自分の会社をケースに計算し、具体的な数字を並べて客観的に見比べるようにしましょう。

 

M&A総合研究所の評判について

 

M&A総合研究所の評判としては、2018年10月に設立した新しい会社ということもあり、最近webによく出てくる、というものです。

 

Webでは検索順位が上位の情報発信者の発言力が強くなりますが、これはM&Aを行う上でいかに実績があるとか実力があるとかは関係無く、マーケティング力があるかどうかが直接的に関係します。要は、会社としてどこに宣伝広告費を使うか、という話で、テレビCMにお金を使う仲介会社もあれば、Webの記事作成やSEOにお金を使う仲介会社もある、という話です。

 

Webマーケティング力があればM&Aの素人でも上位表示を狙うことは実際可能ですし、M&Aというのはその性質上仲介会社を選ぶ段階で成果物が明らかでないので、Webの情報はかなり気を付けて見る必要があると言えます。

 

筆者が見る限り、M&A業界は元々こういうWebマーケティングが全然弱い業界だったので、もっと社歴も実績もある大手仲介会社が、2018年にできたM&A総合研究所に検索上位を許している構図とも捉えることができます。

 

手数料が安いと誤認させるような表記は置いておいて、Web戦略という意味では他の仲介会社よりもM&A総合研究所のやり方の方がイメージ戦略としては上手いような気がします。

 

ただ、最近ではどの仲介会社もWebには力を入れていますので、M&A総合研究所は逆に人員を増やして人海戦術で「貴社を買収したい買手がいる」というお決まりのセールストークで広範囲に営業を掛け始めているなど、従来型のアウトバンド営業も増やしている傾向もみられます。

 

M&A総合研究所の他の評判として最近よく聞かれるのは、DMなどの手紙や電話で「貴社と資本提携したい買手がいる、相手は●●業界の年商●●億円の・・」という営業をよくかけれられるというものです。

 

以下のような口コミはあるようなので直接電話が来る機会もある会社かもしれません。

(但し、定期的にネガティブな口コミは消しがちな仲介会社ですので、こちらのリンク先も程なく消される可能性があります)

参考 電話番号検索口コミ(外部サイト)電話帳ナビ

 

以下抜粋です。

 

M&A総合研究所

05055262094
でかかってきました

社長宛てで
丁寧な口調ではあるが
用件を聞くと
先日の件で~などと内容がうやむやで
怪しさしか感じない

ここもじきに削除されるかもしれないが
他の迷惑電話系のサイトでは
「依頼により削除されました」
と情報が定期的に消されているようです

書かれてまずいことをしているような所との認識で
今後取り次ぐことはないです

 

他、「03-6455-4243」や「0120-401-970」などの番号でも、営業電話をもらった会社があるみたいです。

 

確かに「●●からの電話は●●」みたいな投稿サイトで、M&A総合研究所はかなり削除が早いようにみえますので、ユーザーとしてはネットで評判が確認しづらい会社かもしれません。

 

匿名投稿だと信憑性に疑う余地もありますが、M&Aいろは塾にも「M&A総合研究所から買手がいるから面談したいというメールを貰ったんだけど・・」と同じような相談をかなり多くもらったりもしているので、最近こういう営業は多い会社なんだろうなという印象です。

 

実際にTwitterでもこういう投稿があります。

 

他にも年商1億円にも満たない会社に営業を掛けていたりという話もあります。

 

年商1億円の会社のM&Aを仮に取引額5,000万円とすると、この会社が売手と買手から最低報酬で2,500万円取ると、売手の手取が無くなってしまうという話です。売手としては壮大な機会損失にもなり兼ねませんので連絡する前によく考えた方がよいです。

 

先述の通り、5億円以上で売却できるようなケースでなければ、譲渡額レーマン・最低報酬額2,500万円は割高になる(一般的な計算方法であるレーマン方式で定められる5%よりも計算上高くなる)ので、かなりの中小企業は割高になる可能性があります。

 

また、下の記事でも記載している通り、まず具体的に買いたいという打診はほとんどないので真に受けない方がよいと思います。また、もし「M&Aを考えてみようかな」という考えがあっても、きちんと仲介会社は比較しないと後でホントに後悔します。

「貴社と資本提携したい」というDMは大抵ウソ、という事実

 

会社のお問合せフォーム営業をする仲介会社もいますが、その情報を従業員さんも見てしまう可能性があるので、M&Aの営業手段として筆者はどうかなと思います。

 

これについては、お問合せフォームに「営業はお断り」と記載したり、送信前に署名させる「営業ではありません」というチェックボックスを作る、なども有効な手段なので検討してもよいかもしれません。

 

最近では国もM&A業者の営業にアンテナを立てていたりしますので、あまりに悪質な営業があった場合にはこういった窓口もあるので連絡することも検討されると良いと思います。

問題のあるM&A仲介会社は苦情窓口へ通報?情報提供窓口の使い方

筆者が以前担当窓口の方と話をした際には、営業上の問題で仲介者として不適切な内容があれば連絡くださっても大丈夫です、とのことでした。

 

 

一般論として、仲介会社各社からの営業について、「何かのご縁だから」と比較無しで仲介会社に依頼すると割高な仲介手数料を払う可能性が高いので、どの仲介会社であれ、選ぶ際には事前にきちんと比較することをお勧めします。(手数料の高い仲介会社は膨大な広告費をかける傾向が強いので、確率的に接点が多い仲介会社というのは手数料の高い仲介会社である可能性が高い、ということもあります)

 

他、こちらの会社の従業員の方から直接聞いた情報などもありますが、ブログではなかなか書きづらい内容だったりもしますので、筆者と会話する機会があれば別途お伝えします。

 

筆者の見解

 

M&A総合研究所はホームページ上で最低報酬額の記載がないので意が必要です。実際に、最低報酬2,500万円を提示されたという話も多方から出ている(IR資料でも案件単価が高いのは明らか)ので、中小企業専門のM&A仲介会社の中ではかなり高額といえます。

 

手数料の高さで言えば筆者はお勧めできません。

 

まず、この会社に限らずですが、最低報酬額は成約したら絶対払わないといけないコストですので、多くの中小企業にとってはまず確認しないといけないです。

 

譲渡額が5億円を超えるようであれば、「譲渡額レーマン」を採用している仲介会社はみんな同じように手数料が上がっていくので、この最低報酬額の高さは気にならなくなりますが、なかなか譲渡額が5億円を超える中小企業も少ないと思うので、まずは株価算定をしてもらうことをお勧めします(譲渡額が高い場合は、むしろ仲介手数料は「レーマン方式」ではなく「固定」で決めておいた方がメリットがある場合もあります)

 

この際の注意点としては、最近敢えて高めの株価算定を出し、仲介手数料の割高感を感じさせないようにしてくる悪質な仲介会社もいるので、できるだけ信用できそうな複数の会社から株価算定を取るということです。M&Aいろは塾でも無料で厳しめに見た株価算定をお出ししていますので、必要であればご依頼ください。

 

仲介手数料が高い仲介会社というのはM&Aの買手にとっても嫌がられますので、売手が高い仲介手数料の会社を使ってしまうと、買手となる会社数が減ってしまい、買手同士の競争関係も弱くなるため提示条件も悪くなる可能性もあります。また、買手が少なければ成約率も落ちます。

 

売手は手取金額が減るだけでなく、提示金額や成約率にも影響が出るわけなので、機会損失とも言えますが、こういう重要な話は仲介会社は絶対にいいません。

 

この会社に限らずですが、「御社と資本提携したい会社がある」という趣旨の手紙やメールや電話が来る機会が多いと思いますが、まずはあまり鵜呑みにしないことをお勧めします。

 

M&Aいろは塾との比較もすると以下の通りです。見ていただくと最低報酬額や固定報酬の重要性が分かるかと思います。

いかがでしたでしょうか?

 

仲介契約を結んでしまうと後には引けないです。まずは比較検討、それから仲介会社に連絡、が正しい手順です。

 

最後まで読んでいただき有難うございました。

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