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「ファンドブック」の評判・口コミって実際どうなの?

 

お悩み社長

ファンドブックという会社から私宛に電話がかかってきたんだけど…

 

本日はM&Aの仲介会社「ファンドブック(FUNDBOOK)」について解説していきます。

 

毎度、注意点ですが、この記事は特定の会社に対する誹謗中傷が目的ではなく、実際に筆者がお客さんや関係者から聞いた話を事実の通り記載し、筆者の意見を述べるものです。

 

この会社は、2017年8月に設立したM&A仲介会社で、バイセルの運営会社株式会社BuySell Technologiesからスピンアウトをした会社のようです。

 

経歴ピカピカなおじさんで役員を構えてみたり、新入社員を大量採用したり何かと話題の多い会社でもあります。

 

では項目別にみていきましょう。

 

ファンドブック(FUNDBOOK)の手数料について

 

ファンドブックの手数料は、2022年3月11日時点のホームページ上では着手金無料、中間金有、最低報酬が2500万円となっております。

※引用:株式会社ファンドブックホームページ「譲渡の報酬体系」

 

これは、最低報酬がM&AキャピタルパートナーズやM&A総合研究所などと同水準に高額な部類となります。

 

各社の手数料を並べてみたこちらの記事を参考にしていただければと思いますが、相対的に高い手数料であることは分かると思います。

「M&A仲介会社の手数料一覧表」決定版!!

 


上場している仲介会社の最低報酬額で比べると、

ファンドブック(2,500万円)=M&Aキャピタルパートナーズ(2,500万円)>日本M&Aセンター(2,000万円)>ストライク(1,000万円)

という大小関係になります。

 

 

まず、「業界標準の成功報酬」という記載について、正確に言えば「成功報酬の決め方は業界標準」だけど、「最低報酬額などの設定については業界標準よりも高い」が正確です。

 

多くの中小企業M&Aにおいては、このレーマン方式で支払う手数料を決める、というよりは、仲介会社が設定している最低報酬額を支払っているケースが多いです。

 

どういうことかというと、

レーマン方式は「総資産や譲渡額の5%」などという基準で手数料が決まるのですが、総資産や譲渡額が何億もするような会社のM&Aが多いかといわれると中小企業ではそんなに多くないために、最低報酬額を支払うことになるということです。

 

この最低報酬額が2,500万円ということは、売却した金額が3,000万円ということであれば手数料2,500万円、売手の手取は500万円(ここから更に税金も・・)ということになり、5%どころか83%も手数料を支払っていることになります。

 

ファンドブックの設定であれば、総資産が5億円以上の会社が5%になる設定なので、規模の小さい会社は受取金額から考えて著しく仲介手数料が割高になるという点は注意しておかないといけないです。

 

ちなみに、ファンドブックは「時価総資産」で手数料を計算しますが、「譲渡金額」で手数料を計算する会社も多いです。

 

どのくらいのれんを評価するかもありますが、負債がある分、総資産より譲渡金額は小さくなることが多いので、「時価総資産」で料率を計算するのは、「無駄に手数料を多く払う」ことに繋がってしまいます

 

「譲渡金額で手数料を計算して、なおかつ、最低報酬額が安い会社」か、完全固定で安価な報酬を設定している会社、を選ぶのが、手数料としては安く抑えられると思いますのでそういう観点で比較するようにしましょう。

※ちなみにM&Aいろは塾は完全固定で300万円の設定です。

 

 

また、買手の手数料については、3億円以下が2,500万円、3~5億円の部分が5%とホームページでは記載されているので、5億円の譲渡の場合、3,500万円の手数料がかかるという計算ができます。

 


ちなみに、「売手だから買手の手数料は関係ない」という訳にはいかず、
買手の手数料が高いということは、売手への譲渡価格がその分減額されてしまうことを覚えておきましょう

 

以上踏まえると、業界内で手数料が高額と言われているM&Aキャピタルパートナーズよりも手数料が高くなる可能性は十分にある手数料設計なので、手数料面でメリットを得ようとして選ぶ会社ではないといえます。

 

 

 

ファンドブック(FUNDBOOK)の評判について

 

M&A業界で、この会社は色々話題が多いことで有名です。

 

筆者が聞いた話では、

・新入社員を大量採用している
・シニアクラスを筆頭に数名が一気に離職してその人達が新しいM&A仲介会社を作った(仲介会社)
・コンサルタントに対し、破格の成約時インセンティブを設定している(仲介会社)

などを聞いています。

 

2020年度については新入社員が51名、と大企業並みに新入社員を採用してるとのことです。

 

これだけ新人を大量に入れてどうやって教育するかは筆者としては気になるところです。

 

M&Aは一件成約するのに半年~1年かかり、かつ、M&Aコンサルは成約まで経験しないと適切なアドバイスが難しい職種なので、教育については簡単ではないです。筆者も実際後輩の教育とかもしてましたが、ポテンシャルに関係無く1年とかでは育たないです。

 

最近こんな投稿もあったので、どういう動きなのかはちょっと気になりますね。

https://twitter.com/DJ_AsadaAkira/status/1500351656361267200

 

これは筆者自身の経験談ですが、ファンドブック社とある案件の受託についてコンペになった際、ファンドブック一社だけありえないバリュエーション(株価算定)をしてきたことがあります。

 

筆者と他の仲介会社は株式価値は5,000万円と見積もっていたのに、ファンドブック社だけは1億円と見積もっていました。

 

仲介会社の株価算定は売手企業の決算書を基にだいたい同じ基準で試算しますが、どのくらいのれんを乗せるかというのは結構仲介会社の(過去実績を基にした)裁量だったりします。売主から直接聞いたのれんの倍率がファンドブックだけ高倍率だったので結果株価が跳ね上がっていました。

 

筆者は「それでは売れないのにな」と思いつつ、売主はもう1億円で売れるものだと思い込んでしまっていたので、結局ファンドブック社で受託し進めることになったのですが、結局条件が合わず成約できなかったと聞いています。

 

誰得なのよ?って話ですが、売主に高い目線を植え付けることは不幸しか待っていないわけです。当のファンドブック社としてもビジネスになっていないはずなので、誰も得していないという結果と言えます。

 

現在はどうか分かりませんが、ファンドブック社に関わらず、新人のコンサルタントが対応すると受託したさにこういうことになってしまうことはよくあるので注意しましょう。

 

Twitterでもこんな話もあがっていたりします。

 

ちなみに匿名ですがファンドブックから電話を実際にもらった人が書いている可能性もあるので、この記事を読んでいる方と近い状況の内容もあるかもしれません。

参考 電話番号検索口コミ(外部サイト)jpnumber

 

ファンドブックが利用する電話番号は「03-6633-9829」や「080-4862-8980」や「050-1745-6175」や「03-6635-2608」などが多いみたいです。

 

ファンドブックから電話がかかってきた、と言う方はこちらもご参考下さい。

「M&A仲介会社からの迷惑電話!?」資本提携?どういう目的でかけてくるの?

 

また、「貴社とM&Aをしたい会社がいる」という内容のDMについてはこちらでも詳しく解説しておりますので、判断に迷う時にはご参考下さい。

「貴社と資本提携したい」というDMは大抵ウソ、という事実

 

 

筆者の見解

 

手数料が同業他社に比べかなり高額な部類の会社なので、感じのいいコンサルタントだったとしても色々な仲介会社と比較してからお願いすることをお勧めします。

 

最低報酬額が適用されやすい中小企業のM&Aにおいては、他の仲介会社よりもファンドブックの方が数倍手数料が高い、なんてことも普通にあり得る価格設定です。

 

また、こちらの会社に限らず、M&Aのコンサルタントと接点を持った場合には、必ず会話しているコンサルタント“個人”の過去の成約件数や取引事例を聞きましょう。
(先輩の案件を手伝った、とかはノーカウントで、重要なのは主担当で何件成約させたかが重要です)

 

経験が豊富なコンサルタントに対応してもらった方がリスクの洗い出しがスムーズで、結果成約率が上がるからです。

 

最後にM&Aいろは塾との比較です。

 

ご参考いただければ幸いです。

他、こちらの会社の関係者の方から聞いた情報などもありますが、ブログではなかなか書きづらい内容だったりもしますので、気になる方は一度お問合せフォームでご連絡下さい。仲介契約を結んでしまうと後には引けないので、ご相談だけでも早めにご連絡いただけるとよろしいかと思います。

 

 

最後まで読んでいただき有難うございました。

 

 

M&Aに関する素朴な疑問や、M&Aを進める上で不安なことがありましたら下のボックスから筆者に非公開で質問もできますので是非ご活用下さい。

 

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